小学生がお店づくりにチャレンジ!~Kidsマルシェレポート~

2024年9月28日・29日に、まちライブラリー@My Book Station茅野駅 (ベルビア2階 茅野駅直結)にて、秋の大型イベント「オープンワークラボ&まちライブラリーブックフェスタ」 の一環として、「Kidsマルシェ~みんなでスペシャルなお店をつくろう!~」が開催されました!
参加者は小学生6名。
どのようなイベントが行われたのか、お伝えしようと思います。

社会につながる学びを!イベント開催への思い

今回行われた本イベントは、「まちライブラリー ブックフェスタ」内にて実施した、子ども向け企画です。
チームもしくは個人で「お店」を出店し、店員やお客として来場者を盛り上げ、お店づくりや出店を通して主体性や社会につながる学びを育みたいという思いから、子どもたちと「お店づくり」にチャレンジすることになりました。

素敵なお店が生まれた1日目

緊張した面持ちで集まってきた子どもたち。
まずはアイスブレイクから始まります。
「一歩おにごっこ」「だるまさんが転んだ」で遊んだ子どもたちからは少しずつ笑顔が出てきます。
遊んだ後は自己紹介。「趣味」「好きな食べ物」などを共有してみんなで盛り上がります。
少し仲良くなったところで、お店の名前決めをすることになりました。
話し合う中で、
「すみっこぐらしカラフルしおり屋さん」
「手芸としおり屋さん」
「カードゲームショップ」
の3店舗を開くことに決まりました。

さて、ここからお店の看板づくりです。
絵具を使って表現を工夫したり、「開店」「閉店」を分かりやすくしたりと子どもたちの豊かな表現が生まれてきます。

看板ができたら商品づくりが始まります。
しおりやカードゲーム、多くの素敵な商品が作られました!

最後、「手芸としおり屋さん」を営む子から、「実は一緒にお店をやりたかった・・・」と「すみっこぐらしカラフルしおり屋さん」を営む子たちに提案がありました。
「いいよ!明日は一緒にお店をやろう!」
子どもたちの優しい関わりが生まれていました。

次の日はいよいよお店を開店させて商品を売ります。どうなるかドキドキワクワクの中、1日目が終了しました。

たくさんのお客さんがやってきた2日目

2日目、元気に子どもたちがやってきました!
家で作ってきた商品を並べ、開店準備を始めます。

そしてついに!お店が開店しました!
ただお店にいるだけではお客さんは来ないと気づいた子どもたち。
自らチラシを配りに行き、お客さんを呼び込みます。
「今日だけ限定のお店やってますよ!」
「素敵なしおり、たくさん売ってます!」

呼び込みのかいがあり、やってきたお客さんたち。
「絵本いかがですか?」
「どのしおりがいいですか?」
積極的な接客のおかげで、どんどん商品が売れていきます。

小さな子からお年寄りまで、たくさんのお客さんでにぎわうKidsマルシェになりました!

今回は地域通貨「LBC(ラボコ)」でお買い物ができたKidsマルシェ。
※1円=1LBCで換金してもらい、お客さんにはお買い物を楽しんでもらいました。
なんと1日で2800LBC、売り上げたお店もありました!
最後、売り上げたLBCでお買い物。
限定で駄菓子屋さんが開かれ、たくさんのお菓子をそれぞれゲットしていきます。
「このお菓子、みんなで集まって食べようよ!」
ある子がみんなに声をかけ、参加者全員でお菓子パーティーが始まりました。

それぞれお店を開いていましたが、最後はみんなで今日の頑張りをねぎらい合う姿は、本当に素敵でした!
こうして2日間を終えることができました。

学びを感じる参加者たちの声

参加してくれた子たちからはこんな声がありました。

「協力していろんなことができて楽しかった。」
「自分たちで声がけや自分たちでお店を開けたことが楽しかった。」
「商売をするむずかしさを学んだ。」
「自分が作った商品がたくさん売れることの楽しさを学んだ。」

お店を経営することで楽しさ、学びを感じる子どもたち。
今回学んだことが今後どのように活かされていくのでしょうか。
子どもたちのこれからが楽しみになるイベントとなりました!

イベント概要

・Kidsマルシェ~みんなでスペシャルなお店をつくろう!~
・2024年9月28日・29日
・参加者:小学生6名

プログラム主宰・企画・運営/レポート文責:一般社団法人KOKO(https://www.uulu.jp/