10/18(水)18:30~参加者募集ー写真家・山内悠さんと語る「多様化する社会の根底にあるものは…」

ゲストは、茅野市美術館で開催された企画展「CONACT-情景をひらく」の出展作家である写真家の山内悠さんです。

山内悠さんは旅に出て写真を撮り、全身で世界を感じる中で、目にみえない本質を映す写真家です。自ら目指してここにたどり着いた訳では無いそうですが、「写真というある意味シャーマニックな現象と向き合い解く中で、自分がやるべき事や方法を理解してきた」と山内さんは言います。

山内さんは、これまで富士山、西表島、屋久島、モンゴルなどの極地で長期的に滞在生活しながら、人間とそれを取り巻く世界との関わりを作品にしてきました。「人は宇宙の一部であり、そのリズム(つまり自然の完璧な循環)の1つとして存在している」と語る山内さんに、多様化する現代の中で私たちがどのような社会や未来を創造できるのか?その根底にある構造についてお話しいただきます。

また、現在着手されているプロジェクトもご紹介いただき、今後の展望を伺います。

普段はなかなか触れる機会のないアーティストの頭の中を覗きに来ませんか?

[ゲスト]
山内 悠 (写真家)

1977年兵庫県生まれ。14歳、中学3年の時に卒業アルバムとは別にクラスの写真集を制作する事に関わったことをきっかけに写真を始める。その後も写真を撮り続け、大学時代
はバックパッカーとして旅を続け、二十歳の頃から私家版の写真集制作を開始。
大学卒業後、2005年までスタジオでアシスタントをしながらコマーシャル写真の世界を知る。
その後、旅へ出る資金のために2006年から富士山の山小屋でアルバイト生活。これより本格的に作品制作をスタート。年間5ヶ月を4年間山小屋で過ごす。冬場は西表島で生活。
2010年富士山の山小屋での写真をまとめた作品集「夜明け」を発表。
2012年屋久島へ通いだす。その後2021年迄の毎年、森の中を独りで1ヶ月近く過ごす。
2014年には書籍「雲の上に住む人」を発表。
2014年八ヶ岳に空き地をもらいゲルを立てることを思い立ち、モンゴルへ
その後、2019年迄の5年の間、モンゴル全土を巡る。
2020年モンゴルでの写真をまとめた作品集「惑星」を発表。
2023年9年通い続けた屋久島での写真をまとめた作品集「自然JINEN」を発表。

国内外で展覧会を開催しながら制作を続けている。

[企画・コーディネーター]
牛山直美
1978年茨城県生まれ。大学卒業後は人事、人材育成業務を経て、東京・銀座のブライダル会社で8年間勤務。2017年、山の中で暮らしたい!と東京都世田谷区から長野県茅野市に移住。同市の地域おこし協力隊員を経て、「ちの観光まちづくり推進機構」の職員に。茅野の文化、歴史、暮らし方などを、旅人が地域の人々から学べる「ちの旅」の体験プログラム作りや運営を担当。また、2022年からは「自分らしさ」活かしあう社会作りを目指して「数秘×くらしの実験道場」をスタート。

[開催概要]

 日時:2023年10月18日(水)18:30-20:00

 会場:ワークラボ八ヶ岳(ベルビア2階 茅野駅直結)

 参加費:無料

 主催:ワークラボ八ヶ岳(指定管理者:一般社団法人まちライブラリー)